メガネの核ともいえる「レンズ」。
たまに、ハンカチでゴシゴシ、レストランの紙ナプキンでフキフキ、している方もよく見かけますね。
普段、メガネを常用している方なら、この方法が間違ったお手入れ方法だということはおわかりかと思います。
でも、何となく面倒くさくて、手元にあるもので手っ取り早くキレイにしてしまおうと、ハンカチや紙ナプキンで拭いてしまいますよね。
お気持ち、よーくわかりますが、これはメガネの機能を破壊しかねない、危険なお手入れ方法なのです。
メガネレンズには複雑なコーティングが
レンズはさまざまなコーティング(コート膜)が施されています。
お手入れの仕方によってはコート膜に傷がつき、レンズを傷めてしまうこともあります。
コート膜には、水を弾く撥水コートや、反射を抑えて見やすさを生み出す反射防止コート、レンズ本体を傷から守るハードコートなどがあります。
その他にも特殊なコーティングが施されている場合もあります。
レンズの機能性を保つためには、このコーティングを傷つけないようにすることが大切なのです。
メガネのお手入れは水洗い!?
レンズが汚れたときのお手入れ方法をご紹介します。
1.まず水洗い
水道の蛇口をひねって2、3秒。メガネを丸ごと水洗い。なぜって?レンズについたホコリやゴミを流すため!ホコリやごみがついたままレンズを拭くと、あっという間にキズだらけ。汚れがひどい場合は、水洗いの後で中性洗剤を薄めた液を指につけ、レンズ両面を軽く洗ってから水ですすぎます。
2.水分をよく拭き取る
レンズはもちろん、フレームについた水気もティッシュペーパーで丁寧にふきとります。強くこするのは厳禁です!
3.仕上げ拭き
メガネ専用のメガネクロスで軽く拭く。サンドイッチをつかむ様な強さで、なでる様にかる〜く拭き拭きで完了!!
メガネはとってもデリケートです。
お手入れにはくれぐれもお気をつけください!