メガネを必要とするのは大人だけではありません。
むしろ、弱視や低視力と診断されたお子様にとっては成長期だからこそメガネが必要になるのです。
こどもの視力低下に気づくきっかけ
お子様自身は視力の低下になかなか気づくことができません。
親もなにかきっかけがないとい気づかないケースが多いのです。
お子様の視力低下に気づくきっかけとしては、
- お子様の定期検診
- テレビをいつも近くで(遠くで)見ている
- 片目だけでものを見る仕草をする
- まばたきが多い
- 学校に通い始めて本人や先生が違和感を感じる
もしかして、と思うことがあれば、注意深くこどもを観察してみましょう。
気になるようであれば早めに眼科を受診してみてください。
こどもの視力は早期に矯正、トレーニングをすれば改善することがあります。
こどものメガネを選ぶ時のポイント[基本編]
本人が気に入ったデザインを選ぶ
はじめてのお子様にとって、メガネを着用することは慣れないうちはかなりストレスを感じます。
場合によっては、まったくかけてくれなかったり、壊してしまったりすることがあります。
メガネを選ぶ時もお子様本人が気に入ったものにするのが大前提です。
小学生ぐらいのお子様であればがんばって着用してくれますが、小さいお子様の場合は注意が必要です。
「メガネかけてかわいそう」「メガネが邪魔でしょう」などと、ネガティブな言葉かけは避けて「◯◯ちゃんは特別にメガネ使えるんだよ!」「かっこいいな!うらやましい!」というポジティブな言葉をかけてあげましょう。
当店では、スタッフがていねいにオススメいたしますので、ご心配なく!
こどものメガネを選ぶ時のポイント[~小学校低学年 または 強度数のお子様編]
こども向けサイズのフレームを選ぶ
こども用と大人用では、ブリッジ、テンプルの長さ、太さなど
メガネのつくりが大きく異なります。
お子様の年齢や顔の大きさ、幅にあったものを選ばなければなりません。
その後の視力回復に大きく関わりますので、お店でフィッティングをていねいにしてもらうのが一番です。
メガネにはそれぞれサイズがあります。
その見方をご紹介します。
例えば、
「49□15-132」
この場合、「49」はレンズひとつの幅を表しています。
次の「15」はレンズとレンズをつなぐブリッジの長さ、「132」はテンプル(ツル)の長さです。
それぞれmmで表されています。
一度サイズの合ったメガネがあれば、この数字を参考にデザインの気にいるものを選ぶのもいいでしょう。
丈夫なフレームを選ぶ
お子様は遊んだり、運動したり、大人よりも身体を動かす機会が多いものです。
また、小さい子だとメガネを投げたり、友達に引っ張られたりとぞんざいな扱いをすることも多々。
フレームは軟なものではなく、しっかりとしたものを選びましょう。
溶接している部分の面積がなるべく多いものや、破損しにくい素材のものを選びましょう。

溶接面積
(溶接面がL字になって面積が広い)

弾力性樹脂
(しなやかで衝撃に強い)

弾力性のある金属
(しなやかで衝撃に強い)
調整可能なフレームを選ぶ
基本的に人の顔は左右非対称ですが、小さなこどもは非対称の程度が大きい場合があります。
そのため、微調整ができるメガネでないと、きちんとその機能を充分に発揮させることができない場合も。
最近のおしゃれなメガネは調整がむずかしい物もあります。
イクスではきちんと調整できるものをラインアップしていますし、最初のフィッティングでぴったりと調整いたします!

形状安定フレーム
(かたちを変えやすい。形状記憶合金とは違います!)

トマトグラッシーズ
(さまざまなアジャスト機能があります)

トマトグラッシーズ
(つるの長さを調整する穴があります)
鼻あてのあるフレームを選ぶ
おしゃれなデザインだと鼻あてがフレームと一体化している場合もあります。
できるだけ鼻あてがあるもののほうがずり落ちにくく、視力矯正という機能を充分に発揮させることができます。
お子様用のすべりにくい特別な鼻あてもあるので、活用すればよりよいでしょう。

鼻あて

こども用の鼻あて
アフターメンテナンスが可能なフレームを選ぶ
こどもは元気であるがゆえにメガネを壊したり、歪めたりしてしまいます。
視力矯正をしっかり行うためには定期的に歪みを直したり、壊れていないかをチェックしたりすることが重要です。
もしパーツが壊れたり、なくしてしまったりした時はメーカーからパーツを取り寄せて修理することも。
しかし、パーツをもう生産していないなどの理由で手に入れられない場合は代替品で対応することになります。
メガネを長く大事に使っていただくためには、メンテナンスが可能かどうかも確認しなければなりません。
イクスでは長くメンテナンスを行えるアイテムを中心に揃えております。
スタッフがご紹介いたしますので、お尋ねください。
こどものメガネを選ぶ時のポイント[小学校高学年~のお子様編]
デザインや流行も考慮してフレームを選ぶ
上記の小さいお子様向けの注意点を考慮したうえで、デザインや流行を考えてフレームを選んであげましょう。
とくにおしゃれに敏感な女の子はお友達にも自慢できるかわいいものだといいでしょうね。
中学生、高校生のお子様であれば自分の好みも理解していると思いますので、
基本的な上記のポイントを備えているのであれば自由に選んでもらうのがいいでしょう。
大人用のフレームでもOK
ある程度大きくなったお子様であれば大人と同じフレームの中から選んでもいいでしょう。
デザインも豊富ですので選べる幅が広がります。
イクスのお客さまご紹介

きょうだいでご来店
年齢の低いお子様のメガネ
お兄ちゃんは「jspirit petit」、妹ちゃんは「TOMATO glasses」というこども向けブランド。
「jspirit petit」はフレーム素材がしっかりしています。
「TOMATO glasses」はしなやかなフレームで力が加わっても破損しにくいのが特徴です。

姉妹でご来店
年齢の高いお子様のメガネ
姉妹で同じ「O&Xシリーズ」を選びました。
デザイン性の高いブランドです。
中学生、高校生であればおしゃれかどうかも大きなポイントになります。
イクスの学割!
イクス各店では勉強に遊びに運動に、
がんばる学生・児童・お子様を応援するため「学割」をご用意しております。
対象となる方やフレームの割引率、その他の割引については店頭スタッフまでお尋ねください。